「ワインの王」バローロとは?特徴、品種、一分でわかる解説
12/232021
こんにちは、ワインブロガーのゆうです。
この記事では、「バローロって何ですか?」という疑問に簡潔にお答えしています。
難しいことは一切なし!読みやすく、端的な内容となっています(^^♪
バローロの魅力を詰め込みましたので、是非ご覧ください!
バローロとは?
バローロは「ワインの王様」と呼ばれ、世界的に有名なイタリアのDOCGワインです。
生産地バローロはピエモンテ州の南部に位置しています。
使用されるブドウはネッビオーロという品種で、酸とタンニンが強いため、長期熟成に耐え、重く深い味わいの赤ワインを生み出します。
バローロは3年間以上の熟成、その内2年間は木樽熟成することが定められています。
また、ネッビオーロは土壌により味わいが大きく左右される品種で、造り手のこだわりが感じやすいです。
バローロの味わい
特徴を挙げるならば、香りのエレガントさが群を抜いています。
パワフルかつ華やかなダークチェリー系の香りがとても幸せな気分にさせてくれます。
味わいは、タンニンがしっかりしていて、たばこ、干し草、スパイシーさなど野性味があります!
長期熟成に耐えるワインなので、抜栓と同時に整っている状態かわかりません。
あらかじめ一口飲んでみて、酸が強いと感じたり、バランスがいまいちな時はデキャンタしてみると良いです。
わからない場合は、半分デキャンタ、半分はそのまま飲むようにして比較してみてください(^^)/
おすすめバローロ
バローロ選びで外したくない方に向けて選抜ワインを紹介します。
Barolo 2017 Fontanafredda
チェリーと樽の香りが調和して心地よい気持ちになります。
熟成感は少なく、色合いを見ても熟成はそこまで進んでいない様子でした。
バローロの中ではライトめで、ドライな仕上がり!
デキャンタして6時間静置した後、飲みました(^^)/
すっきりした印象なので、鶏肉の料理に合わせると抜群です!
ストロベリーやチェリーの果実の華やかさが素晴らしく、重い赤ワインが苦手な方でも美味しくいただけます。
Terre Del Barolo 2011
40の生産者からなるチームで造られており、バローロ全体の20%のシェアを持ちます。
チームとして動いているため、良い品質のぶどうを選抜して、良い品質のワインを造りだすことができます。
より細かな説明はリンク先に載っていますので、一読してみてください(^^)/
香りは乾燥したバラやラズベリーでとても華やかです。
熟した果実味とまろやかなタンニンが印象的で、全体のバランスも良く美味しくいただきました。
少し熟成したバローロを飲みたい方はこちらを選択ください。
バーで飲んだので、時間はそれほどかけることができなかったのが心残りです(>_<)
飲むときは、デキャンタしたものと比較したり、グラスでじっくり時間をかけて飲んでみてください!
まとめ
ご覧いただきありがとうございます。
バローロは香りのエレガントさと熟成に耐えうる力強さを持つ、まさに「ワインの王様」です。
品種の特性から土壌や造り手によって味わいは大きく変化しますので、いろいろなバローロを飲み比べてみてはいかがでしょうか。
熟成されたワインの特徴、デキャンタの有用性、ワインの時間変化を学ぶのに適した赤ワインだと思います。
バローロファンはもちろん、初心者の方にもおすすめしています(^^)
イタリアワインの王様バローロを知ることで、ワインの世界がぐっと広がります!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
美味しいワインの情報を日々更新中です(^^)/
SNSでは記事にない一押しワインも多く紹介しています。是非チェックしてみてください!
おすすめワインや疑問等があれば気軽にTwitterやInstagramにメッセージをお願いします(^^♪