反逆のワイン!!スーパータスカンとは?実際に飲んでみた件!!
5/242022
イタリアの有名ワイン、反逆のスーパートタスカンを紹介します。
この記事をみれば、スーパータスカンとは何かを詳しく知ることができます。
反逆という言葉は良い印象を受けませんが、スーパータスカンは世の逆風を突破し、世界に実力を知らしめた実力者です。
「勇者パーティーを追放されたら、最強だった系アニメ」さながらのワインです。
アニメオタクですみませんorz
冗談はさておき、記事の後半部でおすすめのスーパータスカンを、簡単に紹介しています。
反逆者というには綺麗すぎる素晴らしい香りと味わいでした。
それでは、スーパータスカンの説明にいきましょう!
スーパータスカンとは?
イタリアの銘酒、バローロ、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノにも負けない地位を築いた孤高のワインです。
イタリアのワイン格付け、DOC、DOCGは意識せず、自分の作りたいワインを造った。
その結果、DOCGにも劣らない最高品質のワインを産み、世界的に有名となったワイン。
この背景から、イタリアの格付けでは低ランクに位置付けられています。
産地はイタリアのトスカーナ州です。スーパートスカーナとも言います。
使用品種はカベルネソーヴィニヨンやメルロー、カベルネ・フランなどの国際品種が使用されます。
なぜ高品質なのに低ランクなのか?
イタリアの格付けには条件に使用品種の制約があるためです。
以下、詳細を説明します。
イタリアワインの旧格付けは4つに分けられます。
(今も現場ではよく使用されている)
上から、DOCG、DOC、IGT、Vinoです。
スーパータスカンはVinoやIGTの格付けがほとんどです。
これは古く、ワイン法が設立されたときの話です。
格付けの上位DOCG、DOCに認められるには土着品種を使用する必要がありました。
また、当時DOCGやDOCの運用はうまくいっておらず、生産者の不満が散見されました。
そんな中、しびれを切らせた生産者がDOCGを無視して、土着品種にとらわれないワイン造りを始めました。
そして、それが世界的に評価を受け、一躍有名ワインの仲間入りを果たしました。
まとめると、DOCやDOCGの法律に従わないワイン造りをしているためイタリアの格付けは低い等級になっています。
スーパータスカンの有名銘柄
まず挙げるとすれば、サッシカイアです。
1970年頃に販売を初め、あっという間に世界的に評価を受け、スーパータスカンと呼ばれるようになりました。
1990年代にはイタリア格付けDOCに認められました。
また、別のワイナリーのオルネライアとソライアを合わせて三大スーパータスカンとなっています。
スーパータスカンを飲んでみた!
反逆のワイン、スーパータスカンを飲んでみました!
「Capannelle 50&50 2016」
名門2社アヴィニョネージ&カンパネッレが共同で作り上げた至高の一本です。
開けたては、樽香が主導しており、果実の香りが後ろ側に隠れています。
栓を開けたまま2,3時間置いておき、ワイングラスに注ぎました。
こうすることで、香りを開かせます。
香りが開いた時の華やかな香りは最高です。
メルローの特徴が強く感じられ、果実の華やかさでサンジョベーゼが主張しています。
色合いはオレンジがかった赤紫で、熟成が進んでいます。
ドライストロベリー、コーヒー、バニラ、タバコのような印象があります。
スーパータスカン50&50はワイン好きな方への贈り物としても活躍します。
普段飲みには高いですが、大人なプレゼントとしてご利用ください。
楽天、amazonにもありましたので、簡易なリンクを貼っておきます。
さいごに
反逆のワイン、スーパータスカンを紹介しました。
高級ワインの位置づけで、超有名なワインです。
ワインを始める方、始めたての方は挑戦してみて損はありません。
フランスのボルドースタイルのワインと品種構成はほぼ一緒なので、飲み比べても面白いです😁
記事を読んでいただきありがとうございました。
みなさんと素敵なワインとの出会いを願っています。
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