おおさかワインフェス2023のワイナリー紹介と参加した感想
6/102023
こんにちは、ワインブロガーのゆうです。
先日、友人とおおさかワインフェスへ行ってきました。
コロナでずっと開催できず、実に4年ぶりの開催だったそうです。
歴史あるワイナリーから、新しくできたワイナリーまで
関西の11ワイナリーが一挙に揃うイベント(^^)/
ワイナリーだけでなく、ワインに合うフード店も出店しています。
この記事では、ワインフェスのワイナリー紹介とイベントの雰囲気をお伝えします。
目次
おおさかワインフェス
2014年に第1回が開催され今年で第7回となるイベントです。
コロナの影響で2023年が4年ぶりの開催となりました。
開催場所は大阪府羽曳野市の石川河川公園で、最寄り駅は近鉄南大阪線駒ヶ谷駅です。
関西の11のワイナリーが集まり、グラスワインを400~1200円の価格帯で提供しています。
入場料は前売り券が3000円で、当日券は3500円です。
入場の際に2000円分?くらいの引き換え券がもらえました!
プラのワイングラスが入場口で配布され、そのグラスに注いでもらうスタイル。
グラスは持って帰ることができます。
おおさかワインフェスでは、ワイン、フード以外にも音楽STAGEが用意されています。
2023年は、イーゼル芸術工房さん、北牧チカ/野江直樹さんが演奏していました。
他にもワイナリー経営者のトークライブもあり、充実した内容でした。
後半には、じゃんけん大会があり、勝者一名はボトルワインをGETできます。
僕はだめだめでしたが( ゚Д゚)
ワインフェスの雰囲気は、活気はありますが割と落ちついた雰囲気です。
年齢層は35歳~のといった印象でした。
ファミリーも多く、子供連れでも安心して楽しめます。
ワイナリー
おおさかワインフェスには関西11社のワイナリーが参加しています。
それぞれにこだわりやワインのスタイルが異なるはずです。
ここでは、11のワイナリーの特徴やこだわりについて勉強していきます。
気になるワインがあれば、是非飲んでみたり、ワイナリー見学等行ってみてください!
カタシモワイナリー
歴史は古く、1914年の創業です。
ワイナリーの貯蔵庫は国の指定文化財になっており、見学会に参加すると2階でテイスティングができます。
スパークリングワインが印象的で、「たこシャン」というワインがあります。
大阪ならではのワインで、たこやきに合わせて飲むのがおすすめだそうです!
その他、宮ノ下スパークリング デラウェア2019 は香港で開催されたワインコンペで銀賞を獲得しています。
インターナショナルワイン&スピリッツコンペティションはアジアで最も権威のあるコンペです。
さらに、2019年のG20大阪サミットでも振舞われています。
歴史ある味わいのカタシモワイナリーは近鉄大阪線安堂駅から徒歩8分です。
お近くの方は是非見学に行かれてはいかがでしょうか。
飛鳥ワイナリー
創業は1934年、近鉄南大阪線上ノ太子駅から徒歩5分のところにあります。
飛鳥アルモノワール2016、飛鳥シャルドネ2013は2019年のG20大阪サミットでも振舞われています。
また、2022サクラアワードゴールドラベル受賞しており、女性にも飲みやすいワインです。
数々の注目ワインを持つ飛鳥ワインは循環型農業で地球にやさしいワイン造りに取り組んでいます。
一か月に一回のペースで見学会を開催していて、畑、工場見学と5種のテイスティングができます。
河内ワイナリー
「ワインとは、“和飲”である。」それが、創業以来80年の時を超えて、わたしたちが辿り着いた答えです。
河内ワイナリーのHPに記載されている、フレーズです。
深いですねぇ。
明治時代よりぶどう栽培が行われていたと言われています。
歴史も古く、4代に渡り続く老舗ワイナリーです。
ブランデーやリキュールなども販売しており、G20では梅酒が振舞われました!
ワイナリー見学は6名以下の少人数でも可能で、2200円/回です。
畑、工場、レストランなどを見学したのち、河内ワイン館でワインと梅酒のテイスティング(^^)/
ゆったりとした休日が過ごせそうですね。
近鉄南大阪線駒ヶ谷駅から徒歩8分です。大人な休日をお楽しみください。
僕は大阪ワインフェスで二種類のワイン をテイスティングしました。
KIEI マスカットベリーA 2018 (赤ワイン)
わたがしのような甘さ、若いストロベリー、苦みなどの味わいがありました(^^♪
金徳葡萄酒 メルロ 2019 (赤ワイン)
特にドライな味わい、食事に合わせるワインです。
フジマル醸造所
2013年創業の大阪市内の都市型ワイナリー。
産地と飲み手をつなぐことをコンセプトに、食卓に寄り添うようなワインを提供しています。
フジマルさんのHPに行くと「世の中にまずいワインはない」という始まりでワイナリーの思いが書かれています。
かなり熱いメッセージですので、是非読んでみてください。⇒こちらHP
「ワインを日常に」をゴールとし、私たちの食卓に幸せを届けてくれています。
フジマル醸造所にはレストランが併設しており、ワインと料理を楽しむことができます。
おおさかぶどう・ワインの郷
醸造用のぶどう栽培、自社ブランドのワインも持つ。
府内のワイナリーにぶどうを提供しています。
ぶどう造りに専念するために、敢えて自社にワイナリーを持たないそうです。
おおさかワインフェスでは自社ブランドの
M・A・I・D・O大阪産デラウェア 甘口 or 辛口
を販売していました!
天使の羽ワイナリー
ひめひこワイナリーから引き継いだワイナリー。
HPは情報が取れませんでした。⇒こちらHP
ひめひこワイナリーは自社農園ぶどうにこだわってワイン造りが特徴。
繰り返しますが、情報が得られませんでした、、
いつか訪問してみたいと思います☺
神戸ワイナリー
1979年に設立したワイナリーです。
神戸市営地下鉄の西神中央駅から車で10分弱のところにあります。
僕は一度行ったことがあり、駅から徒歩で30分かけていきました!
とても広いワイナリーで、公園のようになっています。
ぶどうの樹も近くで見ることができ、約2ヘクタールもあるそうです。
品種は主にカベルネ・ソーヴィニヨン、ソーヴィニヨン・ブランが育てられています。
人の手でひと房ひと房丁寧に選り分け、手間を惜しまず造られたワインが魅力です。
KOBE WINE ベネディクシオンはG20でも振舞われた、ボルドースタイルの赤ワイン。
他にも、桜アワードや日本ワインコンクールで数々の賞歴があります。
園内には、BBQ場、パターゴルフ場、レクリエーション施設があり、家族で楽しめる場所です。
大型直売所もあり、広場では定期的にイベントが開催されています。
僕は、BBQ場でベネディクシオンとともにお肉をいただき最高の休日を過ごしました(^^♪
デートでも友達とでも是非行ってみてください!
京都丹波ワイン
1979年に京都で初めて設立されたワイナリー。
歴史都市京都の食文化の一端を担うワインを永続的につくることを掲げ、独自のワイン造りをしています。
ピノや、メルロー、サンジョベーゼ、セミヨン、ソーヴィニヨンブラン等様々な品種を扱っています。
賞歴も多く、SAKURA AWARDやJAPAN WINE COMPETITIONなど多くの実績があります。
僕は、京都丹波セミヨン&ソーヴィニヨンブラン2020、須坂産メルロー2015をいただきました。
前者はセミヨン感が強い華やかな印象、後者は樽香が力強い印象です(^^♪
ワイナリーツアーも開催していて、料金は一人1,100円と参加しやすいお値段。
一時間ほどのツアーですが、ぶどう畑、ワイナリー見学、専用バーでのテイスティングと充実した内容となっています。
木谷ワイン
奈良県初の醸造所設立の快挙を成し遂げた木谷ワイン。
木谷さんは奈良に醸造所を造るために、カタシモワイナリーで技術習得しました。
2018年に独立し、2022年以醸造所を設立。
ぶどう造りにこだわり、減農薬、無化学肥料で栽培を行っています。(HPはこちら)
木谷さんはぶどう造りの面白さはアート、クラフト、サイエンスが合わさってできているところと言っています。
木谷ワインのシンボルマークもそれを表現しているそうです。
僕が以前に飲んだ木谷ワインです!
奈良県初の醸造所をいうことで、みなさまも是非一度ご賞味ください。
栗東ワイナリー
滋賀県栗東市にあるワイナリー。
1959年からワイン製造をスタートしており、歴史あるワイナリーです。
昼夜の温度差があり、日当たりの良い場所で、有機栽培を行っています。
ワイナリー見学の情報に関しては、HPより問い合わせが必要です。
下記のワインが栗東ワイナリーの一押し!
・浅柄野ブランド・・・自社畑ぶどう100%のヴィンテージワイン
・Cheval・・・自社産ワインに自社外国産ぶどうをブレンド、リンクの下の方です。
和歌山ワイナリー
2015年に設立した、和歌山初のワイナリー。
和歌山県有田郡にあるワイナリーで、有田郡は比較的温暖な地域です。
みかんなどかんきつ類の栽培も有名で、ぶどうもその一つ。
この有田の風土を生かしたワイン造りを徹底しており、野生酵母で自然発酵によりアルコールを生成しています。
また、栽培や醸造のほとんどを人の手で行い、極力余計なものを使用しない徹底がなされる。
和メルローが主力で、樽の力強さが特徴的です(^^♪
和歌山ワイナリーは見学をやっているかはサイトに載っていないためわかりません。
湯浅ワイナリー
湯浅町は日本で最初に醤油が造られた場所です。
その歴史は古く、実に750年!
発酵とは古くからかかわりのある土地であります。
醸造所は湯浅の伝統的な街並みを抜けて、すぐのところに見えてきます。
街並みとは対照的な近代的な外観、設備はヨーロッパのワイン造りにも使用されている最新設備!
出典 : 湯浅ワイナリーホームページ(https://yuasa-winery.jp/)
醸造歴約40年のベテラン醸造家の元、丁寧にクリーンに製造されています。
主力はワインと和歌山のフルーツ果汁を使用したワインベースのリキュールです。
ワインフェスでは、一番グレードの高い、北杜の雫をいただきました。
ふくよかな樽香にメルローの湿気感がマッチした上品な味わい。
文句なしの美味しさでした。
そんな湯浅ワイナリーは工場見学や試飲、グラスマーカー造り体験などもやっています。
要予約ですので、興味があれば是非ご予約から!
さいごに
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回は、関西圏のワイナリーについて紹介いたしました。
(なお、ここにあるワイナリーが関西の全部ではありません。)
日本のワインは日本人の感覚に合わせて造られたものも多いので、入りやすいかと思います。
飲みなれていない方でも、香りや味の感想を言い合いながらワインを飲む時間はきっと楽しいです!
飲んでみて気に入れば、ワイナリー見学に行ってみるとより楽しめるのではないでしょうか。
わいわいワインブログでは普段飲みに使える、コスパの良いワインを紹介しています。
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