ワイン初心者必見!まず飲んで欲しい代表的ぶどう品種7つを紹介!
9/272021
こんにちは、ワインブロガーのゆうです。
この記事では味を決める大きな要素であるぶどうの主要品種7つを5分で紹介しています。
たった7種ですが、知っているとワインの世界がグッと広がりますよ!
特に初心者の方に必要な情報をポイントを絞って説明しています。
また、実際に味わっていただくためにその特徴がよくわかるおすすめワインも紹介(^^♪
この記事を読み終わる頃には
『今日はすっきりしたい気分だからソーヴィニオン・ブランにしようかなぁ』
なんてワイン通っぽいことが言えるようになっていますよ!
それでは、よろしくお願いします。
目次
赤ワイン品種
赤ワインを代表する5品種を紹介しています。
僕も最初はこれらの品種で飲み比べをしていました。レストランでも必ずメニューにある品種ですので、名前と特徴を覚えてみてください。
- カべルネ・ソーヴィニヨン
- メルロー
- ピノ・ノワール
- テンプラニーリョ
カベルネ・ソーヴィニヨン
「力強く重厚な味わい」
フランスのボルドーが原産地ですが、今や世界中で栽培されているワインの王道品種です。
ワインを始めるにあたってNo.1必須、これだけでも覚えてください!
味わいは濃厚で渋み(タンニンといいます)が強く感じられるワインになります。
果実味は黒いベリー、香りや味わいはタバコやチョコ、黒コショウ、なめし革などの表現を一般的に使うことが多いです。
僕個人としては最後にさわやかなハーブの香りがするのが特徴的だなと感じています。
ここで品種の特徴がよくでた一本かつ知名度も高くなったワインを紹介します。
ホンマでっかTVでさんまさんのおすすめワインとして紹介されていて、一度は飲んで欲しい一本です。
「ナパ・ハイランズ カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー」
濃い~~やつ(フルボディ)ですよ!
メルロー
「まったりとした味わい」
原産地はフランスのボルドーです。黒ぶどうの中で栽培面積はフランスで一位です!
カベルネ・ソーヴィニヨンや他品種とブレンドして使われることが多いです。
やわらか~い口あたりと腐葉土っぽい雰囲気がたまりません!
僕の印象は湿地っぽい、よどんだ雰囲気ですかね。ワンピースのスリラーバークみたいな感じ!(笑)
「え、それ大丈夫?」って思うかもですが、大丈夫!むしろ真逆です。
これらの特徴が赤ワインを最高においしくします!
慣れればブレンドされていてもメルローを感じることができますが、最初は単一品種でできたワインを飲んでみてください。
ご紹介するのはアメリカのナパのメルローです。ナパはオーパスワンで有名なワインの銘醸地で、品質の良いワインが数多くあります。
新世界のワインは品種の果実味が豊かなので、特徴を勉強するのに適しています。
マイルドな味わいで、肉料理全般に合わせることができます。
ピノ・ノワール
「華やかな味わい」
原産地はブルゴーニュです。繊細で気候が限定されるため栽培している地域は限られます。
ストロベリーのような香りで、渋みは少なく、程よい酸味が特徴です。
とても飲みやすく、女性におすすめするならピノ・ノワール!
美味しいワインを教えてと言われたら、ブルゴーニュの高級なピノを一緒に飲みたいなんて妄想していたり、、(笑)
あ、ピノ・ノワールを飲むときは、3000円以上を目安に選ぶことをおすすめします!
3000円以下だと本領発揮ができてないピノにあたることがあるからです。
紹介しているピノはやさしい果実味、上品な酸味を感じることができ、おすすめ!
シラー
「スパイシーな味わい」
これは、、この一言でいいでしょう。原産地はフランスのローヌ地方です。
黒系のベリー、黒コショウのような味わいとなっています。
オーストラリアではシラーズと呼ばれていて、チョコっぽいニュアンスが飲みやすく人気があります。
「しっかりした赤ワインを飲みたい気分」や「ワインの胡椒っぽさを料理と合わせたい」時におすすめの品種です。
特徴を掴みやすい一本としてアメリカはチャールズ・スミスのシラーズを紹介します。
シラーズのスパイシーさ、果実味が濃厚に出ています。また、酸味とタンニンとの見事なバランスでコスパがかなりいいです(^^♪
テンプラニーリョ
「すっきりとした味わい」
生産国は主にスペイン、ポルトガルです。
僕が今まで飲んできた印象は、スッキリした赤ワインです。
ストロベリーやプラムのような赤系のベリーの香りがします。
情熱のスペインの夏を想像し、ついがぶ飲みしてしまうので要注意!
長期熟成したものでは樽由来の深い香りを持つワインもあります。
このタイプはタバコやなめし革などの香りに表現されます。
下に紹介しているワインは酸味がしっかりしていて、最初にカシスとやわらかな樽香、
続いてコーヒーやウーロン茶のような風味が伸びていきました。
テンプラニーリョ飲んだことのない方は、是非チャレンジしてみてください!
「マルケス・デ・ムリエタ」は別の記事でも紹介しています、是非チェックしてみてください。
白ワイン品種
「この3種を飲まないと白ワインは始まらない!」
って勝手に思ってます(笑)
白ワインは同じ品種でも辛口~甘口まで幅広い味わいがあります。
いろいろ飲み比べてみて、自分の好みのタイプを見つけてみてください。
- シャルドネ
- ソーヴィニヨン・ブラン
- リースリング
シャルドネ
「大人気!王道の白!」
原産地はフランスのブルゴーニュです。
シャンパンの原料で使われていると言えば知名度がわかりやすいですね!
白ブドウでは是非とも覚えて欲しい品種です。
土壌や作り手の影響を受けやすいため、特徴を一つに絞ることはできません。
洋ナシのようにすっきりしたものから、マンゴーのように甘いものまで幅広いです。
まずはブルゴーニュのシャルドネから始まり、地域を広げていってみるのがおすすめです。
まずは、さっぱりとした味わいのシャルドネを紹介します。
りんごの香りに樽香、程よい酸味とミネラル感を感じました。シャルドネらしさ抜群の一本です!
上記の白ワインはさわやかでさっぱりしています。
こちらは樽が効いた、まったりしたシャルドネです。
シャルドネはこの2つのパターンに分かれます。
僕は2017年を飲みましたが、コスパ含めると過去No.1に好みのシャルドネです。
この値段でこの味はコスパ良すぎだと思います(^^♪
ソーヴィニヨン・ブラン
「すっきりさわやか」
原産地はボルドーです。
世界で広く栽培されていて、柑橘系の香りとハーブ感を感じるさわやか白ワインです。
とても飲みやすくコスパがいいので、居酒屋さんでもよく置いてるイメージです。
僕がワインを初めたてのころは、ソーヴィニヨン・ブランばっかり飲んでました!
とにかく飲みやすくて、おいしい品種です!
柑橘系の爽やかな香りとハーブ感をよく味わっていただきたいので、ここではニュージーランドのマールボロのソーヴィニヨン・ブランを紹介します。
ハイキングに持っていって、山の頂上で森林を見下ろしながら乾杯したのを今でも思い出します。
リースリング
「ツンとした酸味」
原産はドイツのライン川流域です。
リースリングは辛口から甘口まで幅広い味わいのものがあります。
そのため、特徴をひとまとめにすることはできませんが、キリっとした酸味とミネラル感は共通の特徴かなと思います。
リースリングには極甘口の「貴腐ワイン」があります。想像の10倍甘いですよ!
気候の条件でぶどうにカビがつくことで、糖度の高いワインができます。
デザート感覚で飲むワインで、女性にも飲みやすいと思います!
ここでは、フランスのアルザスのリースリングを紹介します。
透き通った若いリンゴの香りでワクワク。口当たりは柔らかですっきりした酸味にハーブ感が漂っていました。
飲みやすさとコスパは抜群でおすすめです!
まとめ
以上、7品種を紹介しました。
ワインを趣味として始めるときは、この中から一つずつ飲みながら覚えていってみてください。
僕は上記の7品種を飲みつつ、「ワイン一年生」を読んでぶどう品種を覚えました!漫画で説明しているので、ストレスなく読むことができます。品種の勉強にとてもおすすめの本です!
ワインを飲む本数が増えていくと、自分の中に香りや味の基準ができます。
基準ができれば、どんなワインを飲んでも一本一本の違いを楽しめるようになりますよ!
思い立ったらまずは行動!一緒にワインを始めてみませんか?(^^)/
最後まで読んでいただきありがとうございます。
僕の飲んだワインを日々TwitterやInstagramにUPしています。
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