高いワインは美味しいのか!?安いワインは美味しくないのか!?
1/232022
こんにちは、ワインブロガーのゆうです。
高価なワインってどんな味がするのでしょうか?
「素人にはわからない味だ」「実はおいしくない」のような噂を耳にします。
では、ワイン通が無理して分かったような振りをしているのでしょうか?
この誰もが感じる疑問に切り込んでいきたいと思います。
この記事を読むとワインの見方、楽しみ方についてワイン通がどのような意見を持っているかがわかります!
それではよろしくお願いします。
目次
高いワインは美味しい!
最初に結論を述べると、高いワインは美味しいです。
雑味がなく、酸味やタンニンのバランス、熟成感が芸術的な仕上がりになります。
しかし、高いワインが万人に美味しいわけではありません。
逆に安いワインは美味しくないのか?
これは絶対No!で、フルーティでバランスの良いワインはたくさんあります。
ワインは価格帯によってそれぞれの楽しみ方があり、別物と考える必要があります。
この記事の結論を述べたところで、これからどんどん掘り下げて解説していきます。
気になった方は是非続きもごらんください(^^)/
高いワインほど美味しいのか?
高いワインほど美味しいのか?
冒頭の繰り返しになりますが、はいです。
ただ、ワインという分野の特性上そうでない例は山ほどあります。
重要なのは「高いワインはどのように美味しいのか。」
わかりやすく以下の二種類に分類します。
①シンプルに美味しい
・良い熟成がなされ、余韻も心地よく長い感動的なワイン、もはや芸術の域
②素養があるとわかる魅力たっぷりのワイン
・ワインを何百、何千と飲むことで美味しさがわかる、または特別な魅力を見つけることができるようになります。
上記の他にも例外はあります。
希少性、ビンテージ、ブランド力などで値段は吊り上がりますし、投機的に買い占められて値段が上がるものもあります。
あるところからは値段=美味しさにはあてはまらないこともあります。
高いワインに共通していること
共通項を箇条書きでまとめます。
・複雑さがある
・酸味があり、全体のバランスが良い
・注いでから香りの変化がある
・(タンニンが濃い熟成期間に耐えるため)
少なくともこのような特徴が高いワインにはあります。
これらがあれば美味しいのか?
と言われると、その限りではありません。
人の好みに大きく左右されますし、ワインへの熟練度も関わってきます。
僕がお世話になったワインの教科書の言葉を借りると、
・わかりやすく美味しいワイン
・わかりにくく美味しいワイン
があり、わかりにくく美味しいワインが高いワインには多くなります。
このことがワインの嗜好性を高め、万人受けからは遠くなる原因なのでしょう。
安いワインほど美味しくないのか?
答えはNo!です。
美味しいワインはたくさんあります(^^♪
高いワインより美味しいのか?
と言われると、美味しいと感じる人はたくさんいます。
ただし、比べられるものではありません。
ワインは価格帯でそれぞれの持ち味がありますし、人の好みも様々だからです。
一番良い解釈は価格帯でワインは別物だと考えることです。
~2,000円のワインには良い熟成感や複雑味はありませんが、フルーティでわかりやすく美味しいものが多いです。
おいしいさの種類が異なるのです。
そこで、価格帯に応じたワインの楽しみ方を紹介します!
ワインの価格帯
みなさんがワインを購入するとき、価格によってどんな印象を受けるでしょうか?
デイリーワインなら2,000円以内でしょうか?
贅沢なワインを選ぶときは7,000円くらいでしょうか?
まずはワインに対する一般的な解釈をご紹介します。
いくらからが高いワイン?
ワインの値段がいくらなら高価なワインとなるのでしょうか?
一般的には5,000円を超えると高級ワインだと言われます。
以外ではないでしょうか?
ワインの世界では5,000円から高級ワインと言われる世界になります。
数万円以上のワインはビンテージ、希少性、ブランド力などの要素が絡み合い値段がついていきますが、高級ワインとはさらにレベルの違う格式高いワインです。
いくらなら安いワイン?
今ではコンビニで数百円~購入できますよね。
ネット上の意見を集めると安いワインと言えるのは数百円~2,000円までという意見が多いです。
3,000円~5,000円帯は少し贅沢ワインといった感じです。
筆者も普段飲みするワインは5,000円以下が多く、3,000円以上のワインを買うときは贅沢したなって思います(>_<)
価格帯と楽しみ方
それぞれの価格毎にワインの特徴があり、美味しさがあります。
ワイン選びの指標にお使いください(^^)/
~2000円
・フルーティで明るいワイン
・勢いのあるワイン
若々しくエネルギッシュなので、ぐいぐいと飲んでしまいます(^^♪
青空の見える天気の良い日に、芝生の綺麗な公園で、友人と飲む姿を想像します。
芝生の青々とした香り、赤ワインの奥ゆかしいハーブ感を感じ、新鮮な空気を肺一杯に吸い込みます。
もうワインからは抜け出せなくなりますよ!!
この価格帯のワインは外で飲んだり、ランチ時に飲むワインにぴったりです。
また、品種のフルーティな味わいの要素が強いため、品種の勉強には最適です(^^)/
ただし、この価格帯で美味しいワインを引くにはネットや売店でソムリエの意見を参考にしましょう!
この価格帯の本気ワインを赤、白それぞれで紹介します。
白ワイン
濃厚で複雑です。酸味と甘みのバランスがこの値段ではありえない。
白桃の甘味とハーブのような爽やかさ、後味を残さない辛口感。
「低価格で美味しいワインはちゃんとあります。」と胸を張って言えるのはこういうワインを知っているからです(^^♪
陽気な太陽の下、キンキンに冷やした白ワインをご堪能ください!
赤ワイン
樽、バニラ、スモーキーを口いっぱいに味わえる、力強いワインです。
超ハイコスパなワインで、人に勧めてもよし「よく見つけたな!」と絶賛されるはずです(^^)/
3000円~5,000円
樽の香りや作り手のこだわりが感じやすくなってきます。
この価格帯になると本気美味しいワインに巡りあうこともあり、ワクワクします!
シャブリやキャンティクラシコなど有名なワインもこの価格帯からあり、楽しみの幅が多いです(^^♪
ゆっくりワインを味わいたい時や休日のディナーに飲みたいワインですね。
こちらも赤白それぞれ紹介します。
白ワイン
花の蜜、西洋のバニラ、樽の香りが官能的です。
飲むとまったりとした甘い~香りのお花畑に座って日向ぼっこしている自分が鮮明に想像できます。
贈り物や、ワイン通の人と飲むときなどに持っていくと喜ばれるレベルの高いワインです!
価格は伏せて、香りと味わいで値段を当てるゲームをします。
きっと当てられる人はいないでしょう、、
赤ワイン
オーパスワンの隣の畑で造られたワイン。
力強さ、香りの時間変化、バランスの良さ、素晴らしいです。
さんまさんが紹介したワインとして有名になりました。
ピークまでに時間を要しますので、じっくり時間変化を楽しみながら飲んでください(^^♪
ワインがピークを迎える、変化する飲み物だと体感するに違いありません。
詳しいワイン情報は⇒こちら
5,000円 ~
高級ワインの領域です。
有名な銘柄のワインがたくさん出てきますので、興味のあるものから徐々に手を付け、素養を深めていきましょう!
新しい発見、感動に出会い、もっとワインが好きになります。
フランスのボルドー、ブルゴーニュのワインはこの価格から本領発揮です!
ソムリエのアドバイスを聞きながら、ご自分の好きなものを選んでみましょう(^^♪
数万円~
極上のワインがあなたを待っているでしょう。
庶民の私にはなかなか手がだせません(>_<)
熟成感、バランス、余韻、何をとってもレベル違いです。
まとめ
高いワインは美味しい!
値段が上がるということはそれなりの理由があります。
ですが、安いワインは美味しくない!ということではありません。
ワインは価格帯に応じた味わいの特徴があり、楽しみ方があります。
どんな価格を提示しても、自分に合ったワインを選んでくれる人って素敵だと思いませんか?
どんなワインを飲むかではなく、飲んだワインはどんなワインだったか。
どんな良さがあったのかを大切にしていきたいですね(^^♪
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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